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コンプライアンス不況・・・日本人は堕ちたのか?

2007/12/27 03:25
会社や公務で勤めている方には、コンプライアンスという言葉はよく知られています。日本語では法令遵守。
建築基準法の改正による新規住宅着工の大幅減少、保険会社の保険金の不払問題と調査のため減収などは新聞やニュースでもよく耳にされるでしょう。

食品の賞味期限の改竄問題もその一つです。賞味期限は目安として示されていて、厳格な基準というわけではありませんが、改竄はやはり違反というべき性質のものでしょう。

最近、企業の不祥事がたくさん出てきたためにコンプライアンスという言葉が重要視されてきたわけです。

「日本人は堕ちた」というような内容のものを最近よく見ますが、果たしてそうでしょうか?それとも以前見えていなかったもの、あるいは見て見ぬふりをしてきたものが暴露されてきたのでしょうか?

戦後、日本は経済的に破滅状態でした。アメリカから復興の方法を学んだ政府は企業と協力して、それこそ真剣に努力したものでした。1960年代の国民所得倍増計画・・・当時マスコミはさんざん馬鹿にしたようですが、馬鹿を見たのはマスコミの方でした。国民の生活水準は信じ難いほど向上しました。政府も昔は本当によくやっていたと思います。

しかし、経済的にも豊かになってきた反面、政・官・財も良き協力ではなく悪しき癒着状態(鉄の三角形)に陥ってしまい、気がつけば、市場でのさまざまな規制は、新しい者の産業への新規参入を駆逐し、談合などの不正な利益を生み出すための隠れ家になったわけです。
そして気がつけば、日本は市場の荒波で育った他の諸国との競争する力を失っていました。金融業界は典型的な例の一つといえるでしょう。

本来、法で決められたことを守っていれば、法令遵守のために慌てる必要はありません。そして、そのための予算をたくさん使う必要もなかったでしょう。
温室で育った経済システムの中、堕ちたのではなく、いい加減に好き放題やっていたのが暴露された、そしてその種は政府が蒔いたといえるでしょう。必要の無いことは民間に任せ、早く借金を返して、昔の立派な政府に戻って欲しいものです。

文部省(当時)は最近、「ゆとり教育」と称して、週休二日制を導入しました。私が高校生の時がちょうど導入時期でした。1日の授業時間が増え、最後の方になると・・・得に体育の後・・・授業はさっぱりわかりませんでした。授業に付いていけない人が増えてきて、塾通いの人も増え、当然、家計の負担が大きくなりました。

これでは、学生たちが可哀想だというので、教育のレベルを落としました。小学校の算数の時間では3桁の足し算、引き算までしか扱わず、円周率は3(トンネルや橋の設計を考えてみましょう・・・とんでもない誤差率・・・怖・・・)と教えているそうです。

日本人は精密な計算能力(数学)によって、ミクロレベルでの緻密な設計に優れ、世界一のものづくりの国になったのです。これではこの先、これ以上の発展は望めず、10年もすれば、二流の国に落ちかねないでしょう。

道徳教育も止めてしまい、また教師の質も落ち、学生も教師を敬うような時代ではなくなりました。勿論、立派な方も、そして立派な学生さんもたくさんいらっしゃいますが、悪いのが目立つのは情けないことです。そういった意味では堕ちたのかもしれません。
こんな文部科学省なら廃止すべきです。私たち国民の求めるのは本来の姿に戻るか廃止の二社選択でしょう。

真面目な人はたくさんいるのに目立たなくなった・・・
ちなみに、私の高校時代の先生は誠実でいい人でした。
真面目すぎて話は少々退屈でしたが、優しさに溢れていました。
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