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傷だらけの瞳を濡らす露の色は 月の落とす真珠色・・・ 木々を揺らす静かなる風は 甘いささやきに満ちていた・・・ 時の河は幾つもの夢を浮かべ また遠い日の星へと昇華させていった・・・ 夜霧がこの身を包み込み 月の光はやがて雫となり 独り行くこの私をうっとりさせ 見えない闇に包まれながらも 夢の世界を歩いていくのは 心地よかった・・・ 誰もいないこの夜に 濡れる一輪の露草は 祈る乙女の姿に似て 美しかった・・・ やがて木々がざわめき 悲しみに満ちた私の心を 月の光はまるで母のように いつまでも照らし続けていた・・・ そして一陣の風は 私を促すように 再び忘れた夢を探そうと 包むように語りかけたのだ・・・ 詩:『夜夢想』 曲:『月夜に』 Copyright(C) 2007 Masakazu Murata. All rights reserved |
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